エリクセンのレアル行きはナシ?
現地時間28日、イギリスメディア『サン』などが、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーが、トッテナム・ホットスパーのクリスティアン・エリクセン獲得に迫っていると報じた。
一時は、レアル・マドリードへの移籍が濃厚という報道もなされたクリスティアン・エリクセン。
かつてはギャレス・ベイル、ルカ・モドリッチといった生え抜き選手を引き抜いたレアル・マドリードだが、その後もトッテナム・ホットスパーとの関係は良好なものだったそうだ。
そういったバックグラウンドもあって、今回のエリクセンのスペイン行きは現実味のある話としてヨーロッパを賑わせていた。
そんな中、トッテナムのライバルチームであるマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーがエリクセンの獲得レースで一歩リードしたという報道が飛び込んできた。
とりわけチームスタイルにフィットするであろうチェルシーへの移籍はより現実味が高い。
2020年6月までトッテナムと契約を残しているデンマークの至宝だが、肝心な彼本人は、もう1年トッテナムとの契約を更新したいと考えている様子。
トッテナムのマウリシオ・ポチェティーノ監督はエリクセンの移籍報道についてこのように言及している。
「エリクセンには愛犬のように信頼している。彼には自由を与えるべきなんだ。ピッチでは自由にピッチを走ってほしい。また、彼がここに長くいることを願ってるよ」
果たして、エリクセンの「ステップアップ」は実現するのだろうか…?
ハリー・ケイン、ソン・フンミン、デレ・アリとレギュラーメンバーのクオリティは世界屈指だが、いかんせん層の薄さが際立つスパーズ。
ポジションとしては「プレミアリーグビッグ6」として扱われているもの、いつだって主力選手を「引き抜かれる側」だ。
クラブの本音としては、チームのコンダクター的存在であるクリスティアン・エリクセンを引き抜かれることは是が非でも避けたいところだろう…。