「アーセナルの顔」となりつつあるガボン代表エース
現地時間26日、イングランド・プレミアリーグ第19節が行われ、アーセナルはブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンとアウェーで対戦した。
試合は、立ち上がりにアレクサンドル・ラカゼットのラストパスを受け取ったピエール・エメリク・オーバメヤンが右上にシュートを突き刺してアーセナルが先制。
その後、シュテファン・リヒトシュタイナーがロングボールの処理を誤り、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンのユルゲン・ロカディアに決められて、1-1のドローに終わった。
試合後、絶対的エースのピエール・エメリク・オーバメヤンはがっくりと肩を落としていたが、オーバメヤン自身の存在感は日に日に右肩上がりとなっている。
冬のマーケットでドイツ・ボルシア・ドルトムントからやってきたガボン代表のエースは、これまでプレミアリーグで32試合に出場し23得点7アシストをマークしている。
ピエール・エメリク・オーバメヤンは、なんとアーセナルに移籍してから32試合で30得点に絡んでいるというのだ…。
今シーズンにいたっては、プレミアリーグ19試合が終了した時点で13ゴールをマーク。
前回得点王のモハメド・サラー(リバプール)や、ハリー・ケイン(トッテナム・ホットスパー)、セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)といった並みいるゴールハンターを抑えて、得点ランキングトップに君臨。
チームは取りこぼしが目立ち、なかなか上昇気流に乗れないイメージだが、アフリカ出身のスピードスターは孤軍奮闘している。
前年度、プレミアリーグを席巻したモハメド・サラーに続いて、2シーズン連続のアフリカ人得点王となるだろうか…。今後の得点レースにも注目が集まる。
アーセナルは、ボルシア・ドルトムントからミスリンタートなどのフロント陣主導で彼を獲得したことが予想されるが、これはアーセン・ヴェンゲルの最後の功績だったと言えるのではないだろうか。
次節アンフィールドでのリバプール戦、勝利することは難しいだろうが、何とかエースの一撃で勝利を手にしてほしい。