アザールを手放しで称賛するサッリ
現地時間15日付のイギリスメディア『イブニング・ニュース』の報道によると、チェルシーを率いるマウリツィオ・サッリ監督が、ベルギー代表MFエデン・アザールをヨーロッパ最高の選手であると称賛しているようだ。
現地時間15日に行われたイングランド・プレミアリーグ第5節のカーディフ・シティ戦。先発出場したエデン・アザールは、一人格の違いを見せつけて、今シーズン初となるハットトリックをマーク。チームを4-1勝利へと導いた。
今シーズンからチェルシーの指揮を執るマウリツィオ・サッリは、そんなエデン・アザールのことをこのようにべた褒めしている。
「アザールのことはヨーロッパで最高レベルの選手の一人だと思っていた。だが、もう考えは変わったよ。彼はヨーロッパのベストだね。相手のゴールから50~60メートルのところでは力をセーブすることができる。こちらが自陣でボールを持っているとき、彼は5回か6回ボールを触っていた。彼のアクションはエネルギーの消耗が激しいんだ。」
新たにやってきた監督が、たったの数試合で特定の選手を名指しでここまで評価することはあまり前例がない。もちろんクリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシといった並外れたスターは例外だが…。
だが、ロシアワールドカップでもベルギー代表の10番として格の違いを見せつけたエデン・アザールは、まさにその域に達しようとしている。
マウリツィオ・サッリは、最後にこのようにし締めくくった。
「彼は30~35得点を決める力がある。昨日彼には、『40ゴール決められるぞ』と話した。そのためには消耗を抑えること、そしてゴールまで25メートルの位置でプレーすることだと言ったよ」
昨シーズンこそ本来のパフォーマンスを発揮することに苦戦したアザールだが、今シーズンはここまで5戦5発と絶好調。
イングランド代表ハリー・ケインやエジプト代表モハメド・サラー等といった並み居る猛者たちを抑えて、得点王になる可能性も…?