冬のチェルシー退団は否定したものの…
チェルシーに所属するベルギー代表FWエデン・アザールは、世界最高のフットボーラーの称号を手にするべく、将来的にはラ・リーガ・サンタンデールへのチャレンジを見据えているようだ。
イングランドで無双を続けるエデン・アザール。ここまでプレミアリーグで8試合で7ゴールを記録するなど本来のパフォーマンスを取り戻しつつある。またリバプールとのルヴァンカップでも決勝ゴールを決めるなど、記憶に残るゴールも数多い。
マウリツィオ・サッリ監督も、「エデン・アザールはヨーロッパの中でに最高クラスのフットボーラーだ」と賛辞を送っている中、このベルギー代表のスターはかねてからレアル・マドリードへの移籍がうわさされている。
イギリス『スカイスポーツ』のインタビューで、直近10回のバロンドールはすべてラ・リーガ・サンタンデールでプレーする選手から誕生しているが、移籍の必要性については?と問われると…。
「だから僕はスペインへ行きたいんだ。たぶんね。フットボールでは常に成長することが求められる。もっとゴールが必要で、もっとアシストが必要だ。チームは多くの場面で僕を助けてくれている。でも、僕はまだまだ成長できるはずだ。」
とコメントした。一方で、冬のマーケットでチェルシーを離れることになるのかという質問には、きっぱり「NO」と否定。
現時点で、残り2年半チェルシーとの契約が残っているアザール。契約延長の交渉がまとまらない場合は、来年夏のマーケットで大きな決断を下すことになるかもしれない…。
一先ず、今シーズン中の移籍を否定してくれたというだけでもチェルシーファンは胸をなでおろしているのではないだろうか。
思い返せば、ロシアワールドカップ直後の夏のマーケットで同じくベルギー代表のティポ・クルトワとともにレアル・マドリードへ加入する目前だった。
ラ・リーガ・サンタンデールへ移るとすると、やはり白い巨人の一員になる可能性が高いと考えられるが、はたしてベルギーの至宝はどのような判断を決するのだろうか…。