クラブのレジェンドも憤慨?
現地時間5日、プレミアリーグ第37節のハダースフィールド・タウン戦に挑んだマンチェスター・ユナイテッド。
既に来シーズンのチャンピオンシップ降格が決まっている格下相手に、ミスから失点し失意のドローに終わった。
これにより、現時点で4位のトッテナム・ホットスパーとの勝点差が4に広がり、来季のUEFAチャンピオンズリーグへの出場権を逃すことが確定。
今シーズンは、ジョゼ・モウリーニョ前監督の元でもがき苦しんだマンチェスター・ユナイテッド。
昨年末にクラブのレジェンドであるオーレ・グンナー・スールシャールが新指揮官として招聘され、その直後はチームの立て直しに成功したかに思えた。
しかしながら、シーズン終盤にきてぼろが出始めて、直近の公式戦11試合で得た勝利はたったの「2」となっている。
ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズとのFAカップ準々決勝をはじめ、UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝のバルセロナとの2試合、来季のチャンピオンズリーグ出場権を争っていたアーセナルとのリーグ戦、さらにはシティとのマンチェスターダービー…。
重要な試合をことごとく落としたレッドデビルズだが、今季最も重要とされていた来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権の獲得さえも得ることができなかった。
そんな中、元マンチェスター・ユナイテッドのギャリー・ネヴィル氏がユナイテッドの現状に不満をあらわにしている。
「これはシーズンを通して苦労してきたハダースフィールド・タウンとの対戦だった。この試合を見ればわかるが、彼らにはこのリーグを戦うだけのクオリティがない。しかし、はっきり言って、私は赤いユニフォームを着たチームよりも彼らを見ていたい。このユナイテッドのチームには私が好んでいるものがまったくない。ただただ酷い。彼らは最も覇気のない選手が集まったグループだ」
1試合を残して、チャンピオンズリーグ出場権が得られるトップ4の座を逃したマンチェスター・ユナイテッド。
来シーズンは、序盤から良いスタートを切りたいところだ。