バルセロナ行きから一転プレミア参戦か
当初、フランス代表MFアドリアン・ラビオ(パリ・サンジェルマン)は、ラ・リーガ・サンタンデールのバルセロナ行きが濃厚と噂されていた。
しかしながら、夏のマーケットではスペイン行が実現せず。
アメリカスポーツ専門テレビ局「ESPN」の報道によると、今度はプレミアリーグのリバプールが、アドリアン・ラビオとその代理人と交渉を行っている模様だ。
2012年にパリ・サンジェルマンでプロキャリアをスタートさせたアドリアン・ラモス。6年間で公式戦212試合に出場し、今やキリアン・ムバッペやエディンソン・カバーニ、ネイマール等スターとともにチームの中心選手となりつつある。
しかしながら、アドリアン・ラビオは2019年6月までの契約を延長しない意向を示しており、スペイン行が浮上。だが、パリ・サンジェルマンが売却を拒否したことでこの移籍話は破綻に終わった。
そんなフランスの23歳に新たに目を付けたのが、リバプールというわけだ。
昨シーズンはUEFAチャンピオンズリーグで決勝へとチームを導いたユルゲン・クロップ監督。ボルシア・ドルトムントを指揮していた頃からアドリアン・ラビオにラブコールを送っていたんだとか。
今回も獲得に本腰を入れているようで、ラビオの代理人とは密接にコンタクトをとっているようだ。
ラビオの心は既にリバプールに…?
また、ラビオ自身も昨年10月のフランスラジオ局「RMC」のインタビューでこのようにコメントしていた。
「僕はプレミアリーグでプレーしたいと思っている。必ずしもどこのクラブというのはないけど、僕は若い頃リバプールが大好きだったんだ」
困難な交渉になることは間違いないが、アドリアン・ラビオ自身の心がリバプールに向けられているというならよりスピーディーに話がまとまる可能性もある。現地メディアも、このラビオのリバプール加入は極めて可能性が高いのではと予測しているようだ。
リバプールとしても、契約満了でフリーとなった状態でこのレベルの選手を獲得できるならこれほど嬉しいことは無い…?