待望の初ゴールはマンUから…
とうとうプレミア初挑戦のサムライが火を噴いた。
現地時間6日、プレミアリーグ第8節が行われ、マンチェスター・ユナイテッドとニューカッスル・ユナイテッドがオールドトラフォードで激突。
この試合、日本代表メンバーから漏れたゴールハンターが大仕事をやってのける。
移籍後初先発を飾った武藤嘉紀。ジョンジョ・シェルビーからのクロスボールをボックス内で受けると、そのまま鮮やかなターンでディフェンスを振り切り、左足で強烈なシュートを叩き込んだ。ユナイテッド守護神ダビド・デ・ヘアもお手上げの鮮烈な一撃が決まった。
結局、マンチェスター・ユナイテッドはその後70分にファン・マヌエル・マタ、76分にアントニー・マルシアル、アディショナルタイムにアレクシス・サンチェスと、怒涛のゴールラッシュを見せて3-2で逆転勝利を収めた。
残念ながら勝利の立役者となりそびれた武藤だが、イギリスメディアはこぞって評価。
地元メディア「クロニクル・ライブ」の採点では、「彼は自らの正当性を証明したようだ。美しいフィニッシュでリードを奪い、素晴らしいヘディングで2点目も決められそうだった。グラウンドを駆け回った」とレポートされ、高評価の8を獲得。
「The Boot Room」も、
「ニューカッスルを率いるラファエル・ベニテスにとって、武藤は最大のポジティブ要素だ。ベニテスの呪われた敗北の連鎖を断ち切るためには、武藤の活躍なくしては語れない。攻撃面では彼の存在によって、どんなにスムーズになったことか。今後、武藤の高性能なパフォーマンスを無駄にしてはならない!」とほめちぎった。
初先発で初ゴールと大きな結果を残した武藤。インターナショナルマッチウィークで日本代表に帯同しないため、次節のブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン戦でも先発起用される可能性が高い。
8試合を消化して未だ勝ち星なしで降格圏内をさまようニューカッスル・ユナイテッド。その一筋の光明として武藤への期待が高まりつつある・・。