ケイン弾で8強進出のスパーズ
現地時間5日、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント一回戦セカンドレグが行われ、トッテナム・ホットスパーはボルシア・ドルトムントと対戦した。
8シーズンぶりのチャンピオンズリーグベスト8進出を目指すトッテナム・ホットスパー。
ウェンブリー・スタジアムで行われたファーストレグは、トッテナムがソン・フンミン、ヤン・フェルトンゲン、フェルナンド・ジョレンテの得点で3-0と快勝。
この試合、4失点しない限り負けはないという状況の中、ファーストレグは鳴りを潜めたエースのハリー・ケインの得点で、1-0と勝利を収めた。
これにより、トッテナムがトータルスコア4-0でボルシア・ドルトムントを下し、2010-11シーズン以来8シーズンぶりのベスト8進出を決めた。
この日の勝利の立役者であるハリー・ケインは、試合後のインタビューでこのようにコメント。
「今日のようにどう守れば良いのか、攻撃すれば良いのかわからないような試合はいつだって難しい。それに、ここのサポーターは物凄かった」
「しかし、ロリスが最高のセーブを見せ、僕たちもいくつかのブロックに成功した。それに、チャンスが来ればそれを絶対に物にしなければならないともわかっていた。ムサが最高のボールを送り、僕は決めるだけだった」
この日は守護神のウーゴ・ロリスのビッグセーブも目立ったが、ドルトムントはロリスにシュートをストップされるたびに攻撃の精度を欠いた印象だった。
そんなロリスも試合後のインタビューに応じ、団結力が勝利へとつながったと話している。
「僕たちが予想していた通りに彼らは積極的だった。それでも、僕たちは協力して彼らの攻撃を跳ね返したから、勝ち上がりを決めることができたと思う。スピリットとチームワークのおかげだ」
快進撃を続けるプレミアムの強豪だが、勢いそのままにベスト4進出はなるだろうか…?
ちなみに、同日に行われたレアル・マドリード対アヤックスの一戦は、アヤックスが4-1でレアル・マドリードを下して逆転で突破を決めている。