グアルディオラがコマン獲得希望か

イギリスメディア「スカイ・スポーツ」は、マンチェスター・シティが、重傷で戦線離脱中のドイツ代表MFレロイ・サネの代役としてバイエルン・ミュンヘンのフランス代表FWキングスレイ・コマンの獲得を目指していることを報じた。
レロイ・サネは、シーズン開幕前にリヴァプールとのコミュニティ・シールドに出場。
しかし、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドと接触したことで、右膝前十字靭帯の損傷で、全治7カ月の重傷を負った。
サネは、当時母国リーグブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンへの移籍が取りざたされていたが、この負傷が原因の一つとなり移籍が破綻した背景もある。
マンチェスター・シティ指揮官のグアルディオラは、そんなサネの代役を探し続けており、今回バイエルン・ミュンヘンの主力であるキングスレイ・コマンに白羽の矢を立てたというわけだ。
成長著しいキングスレイ・コマンは、母国フランスの名門パリ・サンジェルマンで2012~2013シーズンにプロキャリアをスタートさせ、これまでユヴェントス、バイエルン・ミュンヘンとメガクラブを渡り歩いてきた。
バイエルン・ミュンヘンでの通算成績は、139試合で38得点ということで、ウィンガーとしてはかなりの好成績を収めている。
また、バイエルン・ミュンヘン加入1年目の2015-16シーズンには、現在マンチェスター・シティで指揮をとるグアルディオラの下でプレーした経験も。
キングスレイ・コマンの最大の魅力は、そのユーティリティ性の高さだ。
左右両サイトで質の高いプレーが可能で、近年は得点力も向上。フランス代表としても、アントワーヌ・グリーズマン等とともに絶対的な地位を確立させつつある。
レロイ・サネの代役としては十分すぎると言ってもいいキングスレイ・コマンだが、初のプレミアリーグ参戦は現実となるだろうか…?今後の去就に注目が集まる。